投資信託の「追加型」とは？

投資信託の「追加型」とは？

いつでも始められる投資信託

投資を始めたいけれど、まとまった資金がない、タイミングを逃したくないという方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが投資信託です。投資信託の中でも、「追加型投資信託」は、運用開始後も新たに購入できるため、いつでも投資を始められるという大きな魅力があります。
従来の投資信託は、募集期間が決まっており、その期間内に購入手続きを済ませる必要がありました。しかし、追加型投資信託は、運用開始後も資金を受け入れており、新規投資家の参加を随時認めています。つまり、投資家は自分の好きなタイミングで、いつでも投資をスタートできるのです。

例えば、毎月の給料日から一定額を投資に回したいと考えた場合、追加型投資信託であれば、すぐに投資を開始できます。また、世界経済の動向を見ながら、ここだと思ったタイミングで投資額を増やすことも可能です。このように、追加型投資信託は、投資の自由度が高く、自分のペースで資産形成を進めたいという方にとって、非常に便利な投資商品と言えるでしょう。

追加型投資信託の仕組み

– 追加型投資信託の仕組み

追加型投資信託は、私たち一般の投資家から集めたお金を専門家集団が株式や債券で運用し、その成果を私たちに還元してくれる投資の仕組みです。

投資信託を購入する際、私たちが出すお金は、新しい株式や債券などを買うために使われます。投資信託を運用する会社では、集まったお金を元手に、あらかじめ決められた運用方針に基づいて投資対象を選び出し、市場で購入します。この新たに集まったお金を使って投資対象を買うことを「設定」と呼びます。

追加型投資信託では、投資家の購入によって運用するお金が増えるたびに、必要に応じて「設定」が行われます。つまり、追加型投資信託は、常に新しいお金を市場に投資し続けることで成長していく仕組みを持っていると言えるでしょう。

このように、追加型投資信託は、私たち投資家からの購入によって規模が大きくなり、その資金を使ってさらに投資を進めていきます。そして、投資による利益は私たち投資家に分配されます。これが追加型投資信託の基本的な仕組みです。

まとめ

– まとめ

投資信託の中でも、特に「追加型投資信託」は、投資初心者から経験者まで、幅広い層にとって利用しやすい魅力的な商品と言えるでしょう。

追加型投資信託最大の特徴は、自分のペースで、必要な時に必要なだけ購入できる柔軟性の高さにあります。毎月決まった日に一定額を積み立てていく「積立投資」にも適しており、コツコツと資産形成を目指したいという長期投資の考え方に合致しています。

さらに、投資家から集められた新規資金は、常に市場に投資され続けるという点も見逃せません。これにより、市場の成長と共に、投資信託自体も成長していく可能性を秘めていると言えるでしょう。

投資信託は、株式や債券など、複数の資産に分散投資することで、リスクを軽減しながら安定的なリターンを目指せる商品です。

これから投資信託による資産運用を始めようと考えている方は、ぜひ追加型投資信託の特徴を踏まえて、検討してみて下さい。