株価下落時の頼みの綱?「支持線」を解説!
- 支持線とは
株式投資において、将来の株価の動きを予測することは、利益を得る上で非常に重要です。様々な分析手法が存在しますが、その中でも「支持線」は、多くの投資家が注目する指標の一つです。
株価は常に変動しており、上昇と下降を繰り返しながら推移していきます。この動きの中で、過去のチャートを分析すると、特定の価格帯で株価の下落が止まり、反発する傾向が見られることがあります。この価格帯を「支持線」と呼びます。
支持線は、まるで株価を下から支える線のように機能することから、そのように名付けられました。これは、多くの投資家が、その価格帯まで株価が下落すると、割安感から買い注文を入れる傾向があるためだと考えられています。買い注文が増えることで、株価の下落が止まり、上昇に転じる可能性が高まります。
ただし、支持線はあくまで過去のデータに基づいた予測であり、必ずしもその価格帯で株価が反発するとは限りません。他の要因によって、株価が支持線を突破して、さらに下落することもあり得ます。
そのため、支持線を投資判断の材料とする際には、他の指標も組み合わせて、総合的に判断することが重要です。