超短期投資の決定版?TBについて解説
- TBとは
TBは「トレジャリー・ビル」の略称で、日本国が発行する債券のことを指します。
国が私たち国民からお金を借りる際に発行する証書のようなもので、このTBを購入すると、国にお金を貸したということになります。
TBは、満期が1年以内と短期間で償還されるのが特徴です。
満期には、額面金額分の金額が支払われます。
例えば、100万円のTBを購入した場合、満期日には100万円が支払われます。
TBは、発行時に額面金額よりも低い価格で購入するのが一般的です。
この価格差が、利回りとなるわけです。
例えば、99万円で購入したTBが、満期日に100万円で償還された場合、1万円の利益を得られます。
TBの償還期限は、1か月、3か月、6か月、1年の4種類があり、発行するタイミングや市場の需給状況によって異なります。
TBは、日本国が発行するため、元本が保証されているという点で、非常に安全性が高い投資と言えます。
そのため、預金や投資信託と比較しても、リスクが低い投資先として人気があります。