投資の基本用語:ロングとショートを理解する
- 投資におけるロングとは
投資の世界で頻繁に耳にする「ロング」という言葉。これは、「買い持ち」を意味する言葉です。
例えば、あなたが将来成長が期待できるA社の株を見つけたとします。あなたは、A社の株価が今後上昇すると予想し、その株を1,000円で購入しました。この時、あなたはA社の株を「ロング」した状態、つまり買い持ちの状態になります。
その後、あなたの予想通りA社の業績が向上し、株価が1,500円に上昇したとします。このタイミングであなたは保有しているA社の株を売却すれば、1株あたり500円の利益を得ることができます。これが、投資におけるロングの基本的な考え方です。
このように、ロングは将来の価格上昇を見込んで利益を狙う投資戦略と言えます。株式投資だけでなく、債券や不動産など、様々な投資対象で「ロング」という考え方が用いられます。
投資初心者の方は、まずはこの「ロング」という基本的な考え方をしっかりと理解しておきましょう。