評価は数字だけ?絶対評価のメリット・デメリット
- 絶対評価とは絶対評価とは、あらかじめ決められた基準や目標を達成できたかどうかで個人の成果を評価する方法です。例えば、営業目標として100件を設定していた場合、実際に達成できた件数が評価の対象となります。資格試験であれば、合格率が事前に設定した目標に届いているかどうかで評価が決まります。このように、絶対評価では、数値で表すことができる指標を使うことが一般的です。評価の基準があらかじめ明確になっているため、評価を受ける側も結果に納得しやすいというメリットがあります。目標を達成するために何をすれば良いのかが明確なので、各自が目標に向かって努力しやすくなるという点もメリットとして挙げられます。一方で、目標設定が適切でないと、正確な評価を行うことが難しくなるという課題もあります。目標が高すぎると達成することが難しく、モチベーションの低下に繋がりかねません。反対に、目標が低すぎると、本来持っている能力よりも低い評価を受けてしまう可能性もあります。そのため、個人の能力や状況を考慮した適切な目標設定が重要となります。