売買の基礎知識!オファーって何?
物を売ったり買ったりするときには、必ず値段の話し合いをしますよね。例えば、あなたが読んでいない漫画を売るとしましょう。あなたは少しでも高く売りたいと思うはずです。反対に、買いたい人は少しでも安く手に入れたいと考えます。
このように、物を売る人が「この値段で売りたい!」と考える値段を「売値」と言います。反対に、買う人が「この値段で買いたい!」と考える値段を「買値」と言います。
例えば、あなたが読まなくなった漫画を1冊500円で売ろうとしたとしましょう。これがあなたの「売値」です。しかし、お店の人は「この漫画は人気がないから、1冊100円でしか買えない」と言いました。これがお店の人の「買値」です。
このように、売値と買値は常に同じとは限りません。むしろ、売値と買値がピッタリと合うことはほとんどありません。最終的に売買が成立する値段は、売り手と買い手の間で話し合って決められます。
金融の世界でも、この売値と買値を使って取引が行われています。株や債券などの金融商品は、常に「売値」と「買値」が表示されていて、投資家はそれを見て売買の判断をしています。