資産の分散先としてのEU:外貨預金のススメ
- 欧州連合(EU)とは
欧州連合(EU)は、ヨーロッパに位置する27の国家によって構成される国際機関です。
単なる国家間の同盟や条約を超え、加盟国間で政治・経済・社会など、幅広い分野において協力体制を築いています。
EUの歴史は古く、第2次世界大戦後の1951年に、フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの6ヶ国が「ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)」を設立したことに始まります。
その後、1993年11月に「マーストリヒト条約」が発効し、ECSCを発展させる形で欧州連合(EU)が誕生しました。
EUの特徴としては、単一通貨「ユーロ」の導入、共通の市場や関税同盟の設立などがあげられます。
これにより、加盟国間の貿易や人の移動が自由化され、経済的な結びつきが強まりました。
EUは現在、世界最大の経済圏の一つとして、国際社会において大きな影響力を持っています。
また、環境問題や人権問題など、地球規模の課題にも積極的に取り組んでおり、国際社会における重要な役割を担っています。