上場投資証券

NISA

NISAで始めるETN投資

- 話題の投資商品、ETNとは近年、投資家の間で注目を集めている金融商品の一つにETNがあります。ETNとは、「Exchange Traded Note」の頭文字を取ったもので、日本語では「上場投資証券」や「指標連動証券」と訳されます。ETNは、証券取引所に上場されているため、株式投資と同様に証券会社を通じて売買することができます。ETNは、ETFと同じように、日経平均株価やTOPIX、NYダウといった株価指数や、金や原油といった商品価格など、特定の指標にその価値が連動するように設計されている点が特徴です。例えば、日経平均株価に連動するETNを購入した場合、日経平均株価が上昇すればETNの価格も上昇し、逆に下落すればETNの価格も下落します。ETNは、ETFと比較して、価格の追従性が高いというメリットがあります。ETFは、実物資産の保有やデリバティブ取引を通じて指標への連動を目指しますが、ETNは証券発行体が指標への連動を保証しているため、理論的には指標との誤差が生じません。しかし、ETNには、証券発行体の信用リスクが存在するという点に注意が必要です。ETNは、証券発行体が発行する債務証券であるため、証券発行体が経営破綻した場合には、投資元本を失ってしまう可能性があります。ETNは、少額から投資が可能で、売買も容易であるため、投資初心者にとっても魅力的な投資商品と言えるでしょう。しかし、投資を行う際には、ETNの特徴やリスクを十分に理解しておくことが重要です。