倫理

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金融のプロとしての「行動規範」とは?

金融業界は、人々の大切な資産を預かり、運用する責任を負っています。そのため、法令遵守はもちろんのこと、それ以上に高い倫理観と職業意識が求められます。金融のプロとして、お客様から預かった大切な資産を適切に扱うためには、法令や社内規則を遵守するだけでは十分ではありません。お客様との間に揺るぎない信頼関係を築き、お客様に安心して金融サービスをご利用いただくためには、金融のプロとしての「行動規範」が非常に重要となります。行動規範とは、金融のプロとして、お客様や社会全体に対して、常に誠実かつ公正に行動する倫理的な指針となるものです。例えば、お客様に対して、金融商品のメリットだけでなく、リスクについても十分に説明する誠実さ、お客様の利益を第一に考え、常に最善の行動をとる責任感、そして、お客様の情報を厳重に管理し、プライバシー保護を徹底することなどが挙げられます。行動規範を遵守することで、お客様からの信頼を獲得し、長期的な関係を築くことが可能となります。ひいては、それが金融業界全体の健全な発展に繋がっていくのです。
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金融機関の誠実さを守る!行動規範委員会の役割とは?

金融機関は、私たちが日々生活していく上で欠かせないお金を預ける場所として、絶対的な信頼が求められます。その信頼を支える柱となるのが、お金を扱う職員一人ひとりの倫理観、すなわち「誠実さ」です。高い倫理観に基づいて業務を行うことはもちろん、社会全体の信頼を損なうような行為は決して許されるべきではありません。 そこで、多くの金融機関では「行動規範委員会」と呼ばれる組織が設置されています。この委員会は、いわば金融機関における倫理の番人としての役割を担います。具体的には、職員が業務を行う上で遵守すべき行動規範、いわば倫理のルールブックを定め、日々の業務の中でそのルールがしっかりと守られているかを監視します。 行動規範委員会は、金融機関の健全性を保ち、顧客の信頼を守る上で非常に重要な役割を担っています。近年、金融業界では、不正行為や不祥事が後を絶ちません。このような状況下において、行動規範委員会の存在意義はますます高まっており、金融機関の「良心」として、その役割に一層の期待が寄せられています。
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顧客ファースト?利益相反にご用心

- 利益相反とは金融の世界でよく耳にする「利益相反」。これは、金融機関やその従業員が、顧客よりも自社の利益を優先してしまい、顧客に不利な結果をもたらす可能性がある状況を指します。金融商品は複雑で、専門知識がないと理解が難しいものが多くあります。そのため、顧客は金融のプロである金融機関や従業員を信頼して相談します。しかし、その信頼を裏切るような行為が利益相反にあたります。例えば、顧客にとって最適な金融商品ではなく、販売手数料の高い金融商品を勧めるといった行為が挙げられます。金融機関や従業員は、より多くの手数料を得るために、顧客にとって不利な商品を意図的に勧める可能性があります。また、金融機関自身の経営状態が悪化している場合、顧客の利益よりも自社の経営を安定させることを優先して行動する可能性があります。利益相反は、顧客と金融機関との間に情報の非対称性が存在するために起こりやすいという問題点があります。顧客は金融機関や従業員と比べて金融に関する知識や情報が不足しているため、不利な立場に立たされやすいのです。利益相反を防ぐためには、金融機関は顧客に対して適切な情報開示を行うとともに、顧客本位の業務運営を徹底する必要があります。顧客も、複数の金融機関を比較検討するなど、自らを守るための行動をとることが重要です。