償還日

債券投資

債券投資の基礎: 満期とは

- 満期とその意味債券投資の世界では「満期」という言葉がよく使われます。これは、購入した債券の貸出期間が終わり、発行体から元本が払い戻される日のことを指します。例えば、満期10年の債券を購入したとしましょう。これは、10年間、発行体に対して元本を貸し出す契約を結んだことを意味します。そして、10年後、つまり満期日になると、発行体は約束通り元本を投資家に返済します。満期は債券投資における非常に重要な要素の一つです。なぜなら、満期までの期間によって、受け取る利息の総額や価格変動リスクが変わってくるからです。一般的に、満期が長いほど高い利回りが期待できますが、その分、価格変動リスクも大きくなります。逆に、満期が短いほど利回りは低くなる傾向にありますが、価格変動リスクも小さくなります。そのため、債券投資を行う際には、自身の投資目的やリスク許容度に応じて、適切な満期の債券を選ぶことが大切です。
投資信託

投資信託の「信託期間」:知っておきたい基礎知識

投資信託とは、多くの人から集めたお金をまとめて専門家が運用する金融商品です。集めたお金は株式や債券などで運用され、得られた利益は投資家に分配されます。 投資信託には、運用期間があらかじめ決められているものと、そうでないものがあります。この運用期間のことを「信託期間」と呼びます。 信託期間が設定されている投資信託は、その期間が満了すると運用が終了し、投資家は投資したお金と運用成果を受け取ります。一方、信託期間が設定されていない投資信託は、原則として解約しない限り、投資家は自分のタイミングで売却することができます。 信託期間の有無は、投資信託を選ぶ上で重要な要素の一つです。例えば、短期間でまとまった資金が必要な場合は、信託期間が短い投資信託や、信託期間が設定されていない投資信託を選ぶと良いでしょう。一方、長期的な資産形成を目的とする場合は、信託期間が長く設定されている投資信託や、信託期間が設定されていない投資信託が適しています。 投資信託は、それぞれ特徴やリスク、運用期間が異なります。そのため、投資する前に、自分の投資目的や投資期間、リスク許容度などを考慮し、自身に合った投資信託を選ぶようにしましょう。