元本割れ

NISA

NISAで損する?元本割れのリスクを理解しよう

- つみたてNISAと一般NISA投資初心者の方でも、利益を非課税で再投資できるという大きなメリットがあることから、少額投資非課税制度、通称NISAが注目されています。NISAには、「つみたてNISA」と「一般NISA」の二つの制度があり、それぞれ異なる特徴を持っています。「つみたてNISA」は、毎月コツコツと積立投資を行いたいと考えている方におすすめの制度です。年間120万円まで、最長20年間という長期に渡り、投資で得た利益が非課税になります。 毎月少額から始められることや、金融庁が定めた投資信託のみを対象としているため、初心者の方でも始めやすく、安心して資産形成に取り組めます。一方、「一般NISA」は、まとまった資金を元手に、積極的に投資に挑戦したいというアクティブな投資家に向いています。年間120万円まで、最長5年間、投資で得た利益が非課税となります。 個別株や投資信託など、幅広い商品に投資できる点が大きな特徴です。ただし、元本割れの可能性がある商品も含まれるため、投資経験や知識、リスク許容度を踏まえて利用する必要があります。どちらのNISA制度も、投資未経験者から経験者まで、それぞれの投資スタイルや目標に合わせて選ぶことができます。どちらの制度が自分に合っているのか、よく検討してから利用するようにしましょう。
外貨預金

外貨預金のリスクを理解する

- 外貨預金とは外貨預金とは、普段使い慣れた日本円ではなく、アメリカ合衆国で使われているドルや、ヨーロッパ諸国で使われているユーロといった、外国の通貨で預金をする金融商品です。銀行に預けたお金を、まるで外国為替取引のように、預けた時とは異なる通貨で運用し、利息を受け取ったり、お金を引き出す際に円に換金したりすることができます。外貨預金の最大の魅力は、円預金と比較して金利が高い場合が多いという点です。低金利が続く日本において、より高い利息を得たいと考える人にとって、外貨預金は魅力的な選択肢となりえます。しかし、高いリターンには、それに伴うリスクが存在します。外貨預金は、預入時や受取時に円と外貨を交換する必要がありますが、為替レートは常に変動しており、預けた時よりも円高になってしまうと、元本割れの可能性も出てきます。さらに、外貨預金は、円預金のように預金保険制度の対象外です。預金保険制度とは、銀行が破綻した場合に、預金者一人当たり原則1,000万円までとその利息を保護する制度です。外貨預金は、この制度の対象外となるため、預けている金融機関が破綻した場合、預けたお金が戻ってこないリスクも考慮しなければなりません。