意外と知らない?金融用語「クーポン」を解説
「クーポン」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、お店でもらえる割引券や雑誌に付いている懸賞応募券ではないでしょうか? 確かに、それらも「クーポン」の一種です。しかし、実は金融の世界にも「クーポン」という言葉が存在します。
金融における「クーポン」とは、債券の利息のことを指します。私たちが銀行にお金を預けると利息がもらえるように、債券を購入すると発行者から利息を受け取ることができます。この利息のことを「クーポン」と呼ぶのです。
クーポンは、債券の表面に記載された利率に基づいて支払われます。例えば、100万円の債券でクーポンが年利2%の場合、毎年2万円の利息を受け取ることができます。この利息は、半年ごとや3ヶ月ごとなど、あらかじめ決められた時期に支払われます。
債券投資を行う上で、クーポンは重要な要素の一つです。なぜなら、クーポンによって投資家が受け取れる利息の額が決まるからです。そのため、債券を購入する際には、クーポンの利率をよく確認することが大切です。