売買成立時の価格:約定価格とは?
- 売買における重要な指標約定価格
何かを売買する際、誰もが必ず目にすることになるのが「価格」です。
この価格には、実は様々な種類が存在します。
その中でも、売買取引において特に重要なのが「約定価格」です。
約定価格とは、売買の当事者間で合意が成立し、実際に取引が成立した時点での価格を指します。
例えば、あなたが1個1,000円のリンゴを10個購入したいとします。
お店に行けば、確かにリンゴは1個1,000円の値札が付いて売られています。
しかし、必ずしも1個1,000円で10個購入できるとは限りません。
もしかしたら、お店でセールをしていて、1個800円で売られているかもしれません。
反対に、天候不順でリンゴが不作となり、1個1,200円の価格でしか買えないということもあるかもしれません。
そして、実際にあなたが購入したリンゴの価格、これがすなわち約定価格となります。
約定価格は、市場の需給バランスや、取引時間帯、取引量など、様々な要因によって変動する可能性があります。
そのため、売買取引を行う際には、常に最新の市場情報をチェックし、約定価格の動向を注視することが重要となります。