完全雇用

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経済の安定化を図る!マクロ経済政策とは?

- マクロ経済政策の定義マクロ経済政策とは、国全体といった大きな視点で経済を捉え、安定と成長を促すための政府の取り組みを指します。私たちの暮らしは、景気が良いか悪いかによって大きく左右されます。景気が悪化すると、失業者が増えたり、物価が大きく変動したりして、生活が不安定になる可能性があります。逆に、景気が良くなれば、企業の業績が向上し、賃金の上昇や雇用機会の拡大など、私たちの生活にも良い影響をもたらします。 マクロ経済政策は、まさにこのような景気の波を穏やかにし、安定した経済成長を実現することを目指すものです。具体的には、雇用、物価、経済成長といった経済全体に関わる指標を改善するために、政府が様々な政策手段を用いて経済全体をコントロールしようとします。 例えば、景気が低迷し、失業者が増えている状況では、政府は公共事業を増やしたり、減税を実施したりすることで、需要を刺激し、景気を活性化させようとします。一方、物価が上昇しすぎている場合は、金利を引き上げたり、政府支出を抑制したりすることで、需要を抑制し、物価の上昇を抑えようとします。このように、マクロ経済政策は、状況に応じて適切な政策手段を講じることで、私たちが安心して暮らせる安定した経済社会の実現を目指しています。
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総需要拡大政策:デフレ脱却の鍵

- 総需要拡大政策とは景気が低迷し、モノやサービスが十分に売れない状態、つまり需要不足に陥ると、企業は利益を上げることが難しくなります。その結果、生産活動を縮小したり、従業員を減らしたりするなどの対応を迫られます。このような状況が続くと、経済全体が縮小し、人々の暮らしにも悪影響が及んでしまいます。このような悪循環を断ち切り、経済を再び成長軌道に乗せるために、政府は需要拡大政策と呼ばれる政策を実施することがあります。需要拡大政策は、政府が積極的に経済活動に介入し、モノやサービスに対する需要を人工的に増やすことを目的としています。需要が増加すると、企業はより多くの商品やサービスを販売できるようになり、利益が増加します。それに伴い、企業は生産活動を拡大し、より多くの従業員を雇用するようになります。その結果、人々の所得が増え、消費が活性化するという好循環が生まれます。需要拡大政策には、大きく分けて二つの方法があります。一つは、政府が自ら公共事業などを行い、需要を直接的に創出する方法です。道路や橋などのインフラ整備や、学校や病院などの公共施設の建設などがその代表例です。もう一つは、金利の調整や減税などを通じて、民間企業や家計の支出を促し、間接的に需要を増加させる方法です。需要拡大政策は、経済を活性化させるための有効な手段の一つですが、一方で、物価の上昇や財政赤字の拡大などの副作用をもたらす可能性もあります。そのため、政府は需要拡大政策を実施する際には、その効果とリスクを慎重に見極める必要があります。