公社債投資の基礎知識:小口投資家とは?
- 公社債投資への入り口
公社債は、国や地方公共団体、企業などが事業に必要な資金を集めるために発行する債券です。
これは、いわば発行体が投資家からお金を借りる証書のようなもので、
投資家はあらかじめ決められた期間、お金を貸すことになります。
公社債の魅力は、株式投資と比べて価格の変動が少なく、安定した収益を期待できる点にあります。
そのため、リスクを抑えながら着実に資産を増やしたいと考える投資家、特に老後の生活資金準備などを目的とする投資家に適しています。
公社債には、発行体によって国債、地方債、社債の3種類があります。
国債は国が発行する債券で、最も安全性が高いとされています。
地方債は地方公共団体が発行する債券で、道路や橋などのインフラ整備の資金として使われます。
社債は企業が発行する債券で、事業拡大などの資金として使われます。
公社債投資を始めるには、証券会社に口座を開設し、投資信託や債券を購入する必要があります。
購入前に、それぞれの債券のリスクやリターン、満期などを十分に理解しておくことが大切です。