年末年始

経済の用語

一年に一度の市場の節目!大納会とは?

12月は、街が華やかに彩られ、どこか浮き立つような気分になる季節です。クリスマスや年末年始など、楽しみなイベントが盛りだくさんで、一年の中でも特に慌ただしく感じる方も多いのではないでしょうか。仕事納めの後は、同僚や上司と一年間の労をねぎらう忘年会が開かれる会社も多いでしょう。 そんな12月の風物詩の一つに、東京証券取引所で行われる「大納会」があります。大納会とは、一年最後の証券取引の最終日のことを指します。通常は12月30日に行われますが、土曜日や日曜日、祝日と重なる場合は、その直前の営業日が大納会となります。 大納会は、一年間の取引を締めくくる特別な日で、証券会社の関係者などが出席し、その年の株式市場の動向を振り返ります。また、場内では、証券取引所の立会場において、一年の取引の無事終了を感謝し、翌年の発展を祈願する式典が行われます。 大納会が終わると、株式市場は年末年始の休場に入ります。そして、新年最初の取引の日である「大発会」で、再び活気を取り戻します。このように、大納会は、日本の経済にとって、一年を締めくくり、新たな年を迎えるための大切な節目と言えるでしょう。
株式投資

年末年始の投資戦略:餅つき相場とは?

12月も終わりに近づくと、街はイルミネーションで彩られ、テレビでは年末年始の特別番組が目白押しになります。新しい年を迎える準備に、誰もが心を躍らせる時期ですが、投資の世界にも、年の瀬特有の動きが見られるようになります。それが「餅つき相場」です。 「餅つき相場」とは、12月下旬から翌年1月上旬にかけて、株式相場が大きく変動する現象を指します。年末年始は、企業の決算発表や経済指標の発表が少なくなるため、市場参加者は、例年よりも少ない情報に基づいて売買の判断を迫られることになります。また、年末年始休暇に入る市場参加者が増えるため、市場全体の取引量も減少します。 取引量が減少し、市場参加者が減少する一方で、新年への期待感から買い注文が増えたり、逆に、その年の損失を確定するために売り注文が増えたりと、売買の思惑が交錯しやすくなります。 このように、年末年始は、さまざまな要因が重なり、相場が大きく上下に変動しやすくなるのです。その様子が、まるで杵で餅をつくときに、餅が上下に跳ね上がる様子に似ていることから、「餅つき相場」と呼ばれるようになりました。