後配株のススメ
- 後配株とは
後配株とは、企業が事業で得た利益を株主に分配する際、普通株よりも後に配当金を受け取る権利を持つ株式のことを指します。
株式投資では、一般的に「普通株」と呼ばれる株式が広く知られていますが、後配株は、この普通株と比較して、いくつかの点で異なる特徴を持っています。
最大の特徴は、配当金の受け取りや、万が一、発行会社が倒産してしまった場合の財産分配において、普通株よりも後に権利が回ってくるという点です。言い換えれば、普通株を持つ株主よりも後に、配当金を受け取ったり、会社の資産を分配してもらったりすることになります。
このように、後配株は普通株と比べて、投資家にとって不利な立場に置かれていると言えます。そのため、後配株は、普通株よりも高い配当利回りや、将来的な株価上昇による大きな利益が期待できる場合があります。
しかし、高いリターンが見込める一方で、投資元本を失うリスクも高くなるため、投資初心者の方は、後配株への投資にはリスクとリターンのバランスを十分に理解することが重要です。