投資信託の安全を守る!受託会社の役割とは?
- 投資信託とお金の預け先
投資信託を購入する際、窓口となるのは銀行や証券会社ですが、預けたお金がこれらの金融機関に直接渡るわけではありません。投資信託は、多数の投資家から集めたお金をひとまとめにして、専門家である「運用会社」が株式や債券などに投資し、その運用益を投資家に分配する仕組みです。
では、私たちが投資信託を購入するために預けたお金はどこにあるのでしょうか?
実は、「受託会社」と呼ばれる金融機関に預けられています。受託会社は、預かった大切な資産を運用会社とは別に保管・管理する役割を担っています。
受託会社は、投資信託の運用状況を監視し、運用会社が適切に業務を行っているかを確認するなど、投資家の利益を守る重要な役割を担っているのです。
つまり、投資信託を購入するということは、運用会社、販売会社、受託会社という三つの金融機関がそれぞれの役割を担い、相互に監視し合うことで、安全な運用と投資家の利益の保護を図っていると言えるでしょう。