投資信託

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投資信託のベアとは?

- 弱気相場で利益を狙う投資信託投資の世界では、市場全体が値上がりする「強気相場」と、値下がりする「弱気相場」が交互に訪れます。一般的に投資家は、強気相場では株などを買い、値上がりによって利益を得ようとします。しかし、弱気相場では損失を抱える可能性が高まるため、投資を控える傾向にあります。では、弱気相場では利益を得る手段はないのでしょうか。実は、「ベア型」と呼ばれるタイプの投資信託であれば、値下がりする市場でも利益を狙うことができます。ベア型投資信託は、市場全体の値動きとは反対の方向に基準価額が動くように設計されています。例えば、日経平均株価などの指標が下落すると、ベア型投資信託の基準価額は上昇する仕組みです。なぜこのようなことが可能なのでしょうか?それは、ベア型投資信託が「空売り」と呼ばれる手法を利用しているからです。空売りとは、将来の値下がりを見込んで、株などを借りて売却し、その後、値下がりしたタイミングで購入して返却する投資手法です。ベア型投資信託は、この空売りを株式市場全体に対して行うことで、市場が下落した場合でも利益を獲得できるように設計されているのです。投資の世界では、強気相場を雄牛、弱気相場を熊に例えることがあります。ベア型投資信託の名前の由来は、熊が力強く爪を振り下ろすイメージからきています。市場が下落する局面でも、力強く利益を狙うことができる投資信託と言えるでしょう。
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投資信託の『ひふみ投信』って?その仕組みをわかりやすく解説

投資の世界では、様々な種類の投資信託が存在しますが、その中でも『ベビーファンド』という言葉を耳にしたことはありますか? 投資信託の『ベビーファンド』とは、『ファミリーファンド方式』という独特な運用形態を採用している投資信託のことを指します。 では、ファミリーファンド方式とは一体どのような仕組みなのでしょうか? イメージとしては、大きな傘の下に、複数の投資信託が存在するようなものです。 この大きな傘に当たるのが『マザーファンド』と呼ばれる投資信託で、実際に私たち投資家が購入するのは、その傘の下にある『ベビーファンド』になります。 ベビーファンドは、それぞれ異なるテーマや投資対象を持っている場合もありますが、全てのベビーファンドは、マザーファンドに運用を委託しているという共通点があります。 つまり、ベビーファンドは、マザーファンドが持つ専門的なノウハウや運用戦略を共有することで、効率的かつ効果的な運用を目指していると言えるのです。
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投資信託を乗り換えよう!スイッチングの基本

- 投資信託の切り替えについて 投資信託のスイッチングとは、現在保有している投資信託を売却し、その資金で別の投資信託を購入することを指します。簡単に言うと、保有しているファンドから別のファンドに乗り換えるイメージです。 例えば、国内の企業の株に投資するファンドを持っているとします。しかし、世界経済の成長を見込んで、海外の企業の株に投資するファンドの方が良いと判断した場合、スイッチングを行います。 具体的には、国内株式に投資するファンドを売却し、その売却益で海外株式に投資するファンドを購入します。このように、投資戦略や市場環境の変化に合わせて、保有する投資信託を切り替えることが、スイッチングの目的です。 スイッチングを行う際には、手数料や税金が発生する場合がありますので注意が必要です。
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投資信託の「ブル」で積極運用

投資の世界では、市場全体が値上がり傾向にある状態を「強気相場」と呼びます。これは、まるで牛が勢いよく角を突き上げる様子にたとえられています。そして、この力強い市場の流れに乗って、大きな利益を獲得しようと試みるのが「ブル型」と呼ばれる投資信託です。 ブル型ファンドは、一般的な投資信託よりも積極的に利益を追求することを目標としています。具体的には、先物取引などを駆使して、ファンドが保有する純資産額を上回る資金で運用を行うのです。これを「レバレッジ効果」と呼びます。この効果によって、株価指数の上昇率を大きく上回るリターンを得られる可能性を秘めている点が、ブル型ファンド最大の魅力と言えるでしょう。 しかし、高いリターンを目指せる反面、市場が下落局面に転じた場合には、損失も大きくなるという側面も持ち合わせています。ですから、ブル型ファンドへの投資は、リスクを十分に理解した上で、余裕資金で行うことが重要です。
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ベンチャー企業への投資:ベンチャーファンドとは

ベンチャーファンドとは、将来性が見込めるものの、まだ株式公開していない企業に対して投資を行うファンドのことです。数多くの投資家から集めた資金を元手に、大きな成長が期待できる未公開企業に対して出資を行います。 では、なぜベンチャー企業はベンチャーファンドから資金調達をする必要があるのでしょうか?それは、画期的な技術や斬新なアイデアを持っていても、事業の初期段階では資金が不足している場合が多いからです。新しい事業を軌道に乗せるには、人材の確保や設備投資、広告宣伝など、どうしてもお金が掛かってしまいます。 そこで、ベンチャーファンドの出番です。ベンチャーファンドは、将来性のあるベンチャー企業に対して、事業成長に必要な資金を提供します。ベンチャー企業は、調達した資金を元に事業を拡大し、将来的には株式公開や企業買収といった出口戦略を目指します。そして、その際に得られた利益の一部が、ベンチャーファンドの投資家に還元されるのです。このように、ベンチャーファンドは、投資家とベンチャー企業の双方にとって、大きなメリットをもたらす可能性を秘めているのです。
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ベビーファンドで資産運用を始めよう

- 投資信託の用語 投資信託は、多くの人からお金を集めて、集めたお金を専門家が運用し、その成果を投資家に還元する金融商品です。 例えるなら、大きな鍋に皆でお金を入れて、プロの料理人であるファンドマネージャーが、そのお金で様々な食材(株式や債券など)を買い、料理(運用)します。そして、出来上がった料理(運用成果)を、鍋に入れたお金の割合に応じて皆で分配するイメージです。 投資信託には、国内株式型、外国株式型、債券型など、様々な種類があります。どのような金融商品に投資するのか、どのように運用するのかは、投資信託によって異なります。 投資信託は、少額から始められる、分散投資ができる、専門家に運用を任せられるなどのメリットがあります。そのため、初心者の方でも比較的始めやすい投資商品と言えるでしょう。 しかし、投資信託は、元本が保証されているわけではなく、投資する金融商品や運用状況によっては、損失が出る可能性もあります。投資信託を購入する際には、どのような仕組で、どのようなリスクとリターンがあるのかを、事前にしっかりと理解しておくことが大切です。
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将来性に期待!グロースファンドで資産運用

- グロースファンドとは グロースファンドとは、将来性のある企業の株式に重点的に投資を行う投資信託です。 「グロース」は「成長」を意味する言葉で、その名のとおり、グロースファンドは、今後大きく成長していくことが期待される企業に投資を行います。 具体的には、革新的な技術やサービスを持っている企業や、優れた経営戦略によって市場で高いシェアを獲得することが見込まれる企業などが投資対象となります。 これらの企業は、将来的に収益を大きく伸ばし、株価の上昇も見込める可能性を秘めているため、グロースファンドは高いリターンを期待することができます。 しかし、その一方で、投資リスクも大きい点が特徴です。 投資対象である成長企業は、必ずしも期待通りに成長するとは限りません。 市場環境の変化や競争の激化などによって、成長が鈍化したり、業績が悪化したりする可能性もあります。 そのため、グロースファンドは、高いリターンを目指せる一方で、投資元本を割り込むリスクも孕んでいることを理解しておく必要があります。
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投資信託選びの基礎知識:ベンチマークとは?

投資信託を選ぶ際に、よく「ベンチマーク」という言葉を耳にすることがあるでしょう。これは、投資信託が目指す運用成績の目安となる指標のことを指します。例えば、日経平均株価やTOPIXといった、株式市場全体の値動きを表す株価指数がベンチマークとして用いられることがあります。 投資信託は、このベンチマークにできるだけ近い値動きをすることを目指すものや、ベンチマークを上回る運用成績を目指して、組み入れる銘柄やその量、売買のタイミングなどを決めているものなど、様々な種類があります。 ベンチマークを上回ることを目指す投資信託は、市場平均を上回るリターンを狙う「アクティブ運用」と呼ばれる運用スタイルをとります。一方、ベンチマークに連動することを目指す投資信託は「パッシブ運用」と呼ばれ、低い運用コストが特徴です。 投資信託を選ぶ際には、その投資信託がどのような運用スタイルをとっているのか、ベンチマークは何か、過去の運用成績はどうだったのかなどを比較検討することが重要です。そして、自身の投資目標やリスク許容度に合った投資信託を選びましょう。
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投資信託と信託銀行の役割

投資信託は、多くの人から集めたお金をひとまとめにし、専門家が株式や債券で運用した成果を分配するという特徴を持つ金融商品です。その仕組み上、集められた資金は非常に大きな額となり、その保管や管理には高度な専門性と安全性が求められます。 そこで重要な役割を担うのが信託銀行です。信託銀行は、集められた資金を預かり、安全に保管する役割を担います。具体的には、投資信託の運用会社とは別に、独立した立場で、預かった資金が適切に管理されているか、運用会社による不正などが行われていないかを監視します。 もしも運用会社が倒産した場合でも、信託銀行が資金を保全しているため、投資家は預けたお金を失うことなく、安全に資金を受け取ることができます。このように、信託銀行は投資信託の仕組みにおいて、投資家の大切な資産を守るという重要な役割を担っています。投資信託を選ぶ際には、その信託銀行が信頼できる機関であるかどうかも重要な判断材料の一つと言えるでしょう。
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投資信託の「マザーファンド」とは?仕組みをわかりやすく解説

- 投資信託の仕組み 投資信託は、多くの人から集めたお金をひとまとめにして、専門家が投資を行う金融商品です。 例えるなら、大きな鍋に皆でお金を出し合って、プロの料理人に様々な食材で料理をしてもらうようなものです。 私たち投資家は、この鍋にお金を入れることで、プロの料理人である「ファンドマネージャー」に運用を任せることになります。ファンドマネージャーは、集めたお金で株式や債券などを売買し、利益を目指します。 そして、得られた利益は、鍋に入れたお金の割合に応じて、私たちに分配されます。もちろん、運用がうまくいかず、損失が出てしまう場合もあります。 投資信託の魅力は、少額から始められること、そして、プロに運用を任せられることです。 自分で投資する場合は、銘柄選びや売買のタイミングなど、専門的な知識や時間が必要となります。しかし、投資信託であれば、そのような手間をかけずに、プロの運用を享受することができます。 さらに、投資信託には、国内外の株式、債券、不動産など、様々な種類があります。そのため、自分の投資スタイルやリスク許容度に合わせて、最適な商品を選ぶことができます。
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地元愛を投資に!ご当地ファンドのススメ

- ご当地ファンドとはご当地ファンドは、特定の地域に根ざした企業の株式を主な投資対象とする投資信託です。例えば、「北海道ファンド」や「九州ファンド」のように、その名の通りファンド名に地域名が使われていることが多いのが特徴です。これらのファンドは、地元企業の成長を促し、その成長による利益を投資家に還元することを目指しています。投資対象となる企業は、その地域に本社を構えていたり、主要な事業を展開していたりする企業が中心です。ご当地ファンドの魅力は、地域経済に貢献しながら投資できる点です。地元企業の成長を支援することで、地域経済の活性化や雇用創出に間接的に貢献することができます。また、自分が住んでいる地域や馴染みのある地域の企業に投資することで、より一層愛着を持って投資に取り組めるという側面もあります。ただし、ご当地ファンドは、投資対象が特定の地域に集中しているため、その地域の経済状況に大きく左右されるというリスクも抱えています。仮にその地域が不況に見舞われた場合、ファンドの運用成績が悪化する可能性も否定できません。ご当地ファンドへの投資を検討する際には、その地域の経済状況や将来性、投資対象となる企業の事業内容などを十分に調べた上で、分散投資の一環として慎重に判断することが重要です。
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投資信託のライフサイクルファンドとは

- 人生設計に合わせた投資人生は長い航海のようです。そして、それぞれのステージで必要な資金も変わってきます。若い頃は、学業や自己投資にお金がかかりますし、家庭を持てば教育資金や住宅購入資金が必要になります。そして、老後はゆとりある生活を送るための資金が必要です。このような人生のイベントに合わせて、資産運用も変化させていくことが重要です。しかし、投資の知識や経験が乏しい、あるいは忙しくて時間がないという方も多いでしょう。そこで注目されているのが、投資信託のライフサイクルファンドです。これは、まるで航海の羅針盤のように、投資家の年齢やライフステージの変化に合わせて、自動的に株式や債券などの資産配分を調整してくれる投資信託です。若い世代には、成長が見込める株式の比率を高めに設定し、老後が近づくにつれて、価格変動の少ない債券の比率を高めるなど、その時々に最適な資産運用をプロに任せることができます。特に、長期的な資産形成を目指す若い世代にとって、ライフサイクルファンドは心強い味方となるでしょう。もちろん、ライフサイクルファンドは万能ではありません。自身のライフプランやリスク許容度を考慮し、他の金融商品と比較しながら、自分に合った投資を選択していくことが大切です。
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投資信託を支える存在:運用会社の役割とは?

- 投資信託の司令塔 投資信託は、多くの人から集めたお金をまとめて専門家が運用し、その成果を分配する金融商品です。 その投資信託の運用を実際に行っているのが「運用会社」であり、投資信託にとって司令塔のような存在と言えます。 運用会社には、投資のプロであるファンドマネージャーをはじめ、様々な専門家が在籍しています。 彼らは、投資信託の運用方針に基づき、世界中の経済状況や企業の業績などを分析し、投資する金融商品やその投資比率を決定します。 例えば、ある投資信託が「日本の成長企業に投資する」という運用方針を掲げているとします。 ファンドマネージャーは、日本経済の動向を分析し、将来性が見込める成長企業の株式を選定して投資を行います。 そして、投資した企業の業績が向上し、株価が上昇すれば、投資信託の基準価額も上昇し、投資家に利益をもたらす可能性があります。 このように、運用会社は、投資信託の運用方針に基づき、投資家のためになるよう、日々、投資判断を行っています。 投資信託を選ぶ際には、運用会社の expertise や運用成績などを参考にすると良いでしょう。
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投資信託の羅針盤:運用報告書を読み解く

- 投資判断の基礎となる報告書 投資信託に大切なお金を投じるかどうか、あるいは、すでに投資している場合でも、その後の判断をする上で、運用報告書は必ず確認すべき重要な資料です。この報告書は、投資信託がどのような状況で運用されているのかを詳しく知ることができる、いわば投資家にとっての羅針盤のようなものです。 投資信託とは、多くの人から集めたお金を大きな資金としてまとめ、専門家である運用会社が、私たちの代わりに株式や債券などに投資を行い、その成果を私たちに分配してくれる金融商品です。つまり、私たちのお金を預かって運用しているともいえます。 預けたお金がどのように運用され、どれだけの利益が出ているのか、あるいは損失が出ていないかを把握することは、投資を成功させるために非常に大切です。運用報告書には、投資している銘柄やその割合、運用成績などが詳細に記載されています。これらの情報を読み解くことで、その投資信託が私たち自身の投資目標やリスク許容度に合っているのかを判断することができます。そして、将来に向けて、投資を継続するか、あるいは売却するのかなど、適切な判断をするための材料となるのです。
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ETFで賢く資産運用を始めよう

- 投資信託とは? 投資信託は、多くの人から集めたお金を、まとめて専門家が運用してくれる金融商品です。 みんなで少しずつお金を出し合って大きな資金にし、プロが私たちの代わりに株や債券などに投資してくれます。 そして、得られた利益は、出資額に応じて私たちに分配されます。 投資信託の魅力は、少額から始められるところです。 通常、株式投資をするにはまとまった資金が必要ですが、投資信託なら数百円、数千円から始めることができます。 また、投資のプロに運用を任せられるのも大きなメリットです。 投資信託は、専門知識を持ったファンドマネージャーと呼ばれる人が運用を行います。 そのため、投資の知識や経験が少ない初心者の方でも、安心して資産運用を任せることができます。 さらに、投資信託は、複数の投資先に分散投資されているため、リスクを抑えることができます。 一つの投資先に集中して投資するよりも、リスクを分散することで、損失を小さく抑えることが期待できます。
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投資信託の運用指図とは?

- 運用指図の基礎知識 投資信託で資産運用を行う際、運用会社は投資家から預かった大切なお金をどのように運用するかを決める必要があります。その指針となるのが「運用指図」です。 投資信託は、多くの投資家から集めた資金をまとめて専門家である運用会社が運用し、その成果を投資家に還元する金融商品です。しかし、投資家によって資産の状況や運用で求めるものは異なります。例えば、若いうちは積極的にリスクを取って高い収益を目指したいという人もいれば、老後の生活資金など大切な資産は減らしたくないという人もいるでしょう。 そこで、運用指図が登場します。これは、投資家であるあなたが、資産運用の方向性を運用会社に具体的に指示することを意味します。預けたお金をどのように運用するのか、株式や債券の比率、投資する地域や分野などを決めることができます。 運用指図は、いわば資産運用という航海の羅針盤のようなものです。あなたの投資目標やリスク許容度を踏まえ、最適なポートフォリオを構築していくために重要な役割を担っています。
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投資信託で賢く分散投資

- 銘柄分散でリスクを減らそう投資信託で資産運用を行う際、「銘柄分散」は非常に大切です。これは、複数の異なる投資信託に投資をすることを意味します。よく、「卵を一つの籠に入れるな」という言葉を耳にすることがあるでしょう。これは投資の世界にも当てはまります。一つの会社の株や一つの投資信託だけに投資してしまうことを、「一点集中投資」と呼びますが、これは非常に危険です。例えば、ある素晴らしい会社があるとします。その会社の将来性に期待して、所有しているお金の全てをその会社の株に投資したとしましょう。しかし、その会社が予期せぬ不祥事を起こしてしまったり、業績が大きく悪化してしまう可能性もゼロではありません。もしもの時、投資していたお金が大きく減ってしまうリスクがあります。一方、銘柄分散を行えば、このようなリスクを軽減できます。複数の会社の株や債券に投資することで、仮に一つの投資先で損失が出ても、他の投資先で利益が出ていれば、損失を小さく抑えられる可能性があるからです。このように、銘柄分散は、リスクを抑えながら、安定した運用を目指すために有効な手段と言えるでしょう。
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投資信託を動かす司令塔:投資信託会社

投資信託で資産運用を始めようとする時、多くの人は「どの投資信託に投資しようか」と、特定の企業やテーマに投資する投資信託を探しがちです。しかし、その投資信託の背後には、「投資信託会社」という重要な役割を担う企業が存在します。 投資信託会社は、投資家から集めたお金を元手に、投資信託の運用方針に基づいて、株式や債券などを売買します。そして、その運用によって得られた利益を、投資家に分配金として還元するのです。 いわば投資信託会社は、投資信託という船の司令塔と言えるでしょう。彼らは、投資信託の運用の全体設計から、日々の運用管理、投資家への情報提供まで、幅広い業務を担っています。 つまり、投資信託会社は、投資家が安心して投資信託を購入し、長期的な資産形成を実現するために、欠かせない存在なのです。
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投資信託の個別元本とは?その意味と計算方法を解説

- 個別元本とは何か 投資信託を購入する際、私たちは証券会社を通して「一口いくら」という価格で購入します。この一口当たりの価格のことを基準価額といいます。 しかし、投資信託は一度にまとまった金額で購入するのではなく、毎月一定額を積み立てていくように、複数回に分けて購入する方が多いのではないでしょうか? ところが、投資信託の基準価額は日々変動するため、購入するたびに一口当たりの値段が変わってきます。当然ながら、基準価額が安い時に購入した口数と、高い時に購入した口数も異なってきます。 このように、複数回にわたって異なる価格で購入した場合、投資信託全体の利益を考える際に、単純に現在の基準価額と最初に購入した時の基準価額を比較するだけでは、正確な評価はできません。 そこで重要となるのが「個別元本」という概念です。 個別元本とは、簡単に言えば「平均購入価格」のことです。複数回に分けて購入した投資信託の、すべての購入価格を考慮して、一口当たりの平均購入価格を算出したものです。 例えば、ある投資信託を10,000円で購入した時と、8,000円で購入した時があったとします。その場合、個別元本は9,000円となり、現在の基準価額がこの9,000円を上回っていれば利益が出ている、下回っていれば損失が出ていると判断することができます。 このように、個別元本を把握することで、投資信託の運用状況をより正確に把握することができます。
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投資信託の値段:基準価額とは?

投資信託を買おうと考えた時、最初に気になるのは値段でしょう。株式投資のように、銘柄ごとに株価が表示されているのとは違い、投資信託には「基準価額」というものが設定されています。 投資信託は、多くの投資家から集めたお金をまとめて、様々な資産に投資する金融商品です。例えるなら、大きな買い物かごのようなものです。このかごには、株式や債券など、様々なものが詰められています。そして、このかご全体につけられた値段が「基準価額」です。 投資信託の中に詰められている個々の商品の値段(例えば、株式なら株価、債券なら債券価格)や、円やドルなどの為替相場の動きによって、投資信託全体の価値は毎日変化します。この変動する投資信託の値段を表すために、「基準価額」は毎日計算され、発表されます。つまり、基準価額は、投資信託の値動きを示す重要な指標と言えるでしょう。
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個別元本方式とは?投資信託の税金計算をわかりやすく解説

投資信託は、多くの個人投資家にとって、魅力的な資産運用手段となっています。その理由は、少額から始められること、そしてプロによって運用がなされることなどが挙げられます。投資信託で利益を得る方法の一つに、分配金があります。分配金とは、投資信託が保有している株式や債券の値上がり益や企業から受け取る配当金の一部を、投資家に分配する仕組みです。この分配金は、毎月あるいは3ヶ月ごとなど、投資信託の種類によって、受け取りの頻度や金額が異なります。 投資信託から分配金を受け取ると、そこには税金が発生することに注意が必要です。分配金にかかる税金は、所得税と住民税の二つに分けられます。所得税と住民税は合わせて約20%となり、これは分配金の受取時に直接差し引かれるため、確定申告時に改めて納税する必要はありません。 税金の計算は、投資信託の購入金額と解約時の価額に基づいて行われます。例えば、100万円で購入した投資信託を120万円で解約し、その間に20万円の分配金を受け取ったとします。この場合、利益は解約益100万円と分配金の20万円を合わせて30万円となり、この30万円に対して約20%の税金が課されることになります。
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投資信託でワラント債?仕組みを解説

投資信託は、多くの人から集めたお金を専門家が運用し、その成果を投資家に分配する商品です。株式や債券など、様々なものに投資されますが、中には「ワラント債」という債券で運用を行う投資信託もあります。 ワラント債とは、発行企業の株式をあらかじめ決まった価格で購入できる権利(ワラント)が付いた債券のことです。通常の債券と同様に利息や償還金を受け取ることができますが、さらに保有する権利を行使すれば、株式投資による利益も期待できます。 ワラント債に投資する投資信託は、こうした特徴を持つワラント債に投資することで、通常の債券投資よりも高い収益を目指します。ただし、株式価格の変動リスクも同時に負うことになります。もし、発行企業の株価が下落した場合、ワラントを行使しても利益を得られない可能性もありますし、投資信託の基準価額も下落する可能性があります。 ワラント債投資信託は、通常の債券投資よりも高い収益 potential が魅力ですが、リスクも大きいため注意が必要です。投資する際には、目論見書をよく読み、リスク許容度や投資目標に合致しているかどうかを慎重に判断する必要があります。
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投資信託の選択肢を広げよう!外国投資信託とは?

投資信託というと、多くの方は日本の企業が運用する商品をイメージするかもしれません。しかし実際には、運用や設定が海外で行われている「外国投資信託」も数多く存在します。 外国投資信託とは、その名の通り、日本以外の国で設定され、運用されている投資信託のことです。例えば、アメリカやヨーロッパの金融機関が設定・運用している投資信託が挙げられます。これらの投資信託は、日本にいながらにして、世界の様々な国や地域の株式や債券などに投資できるというメリットがあります。 外国投資信託の魅力は、日本の投資信託とは異なる視点で運用されている点にあります。例えば、新興国の成長性に注目した投資信託や、特定のテーマ(環境問題やテクノロジーなど)に特化した投資信託など、日本ではあまり見られないユニークな商品も数多く存在します。 さらに、外国投資信託は、円だけでなく、米ドルやユーロなどの外貨で運用されているものが多くあります。そのため、為替の変動によって、円建ての場合よりも高いリターンが期待できる可能性があります。 一方で、外国投資信託は、為替変動リスクや、海外の政治・経済状況のリスクなど、日本の投資信託よりもリスクが高い側面もあります。投資する前には、これらのリスクを十分に理解しておくことが重要です。
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投資信託の分配金と元本払戻金

- 分配金の種類投資信託を購入すると、定期的に「分配金」を受け取ることができます。この分配金は、大きく分けて「普通分配金」と「元本払戻金」の2種類があります。-1. 普通分配金-普通分配金とは、投資信託を運用して得られた利益から支払われるお金のことです。 投資信託は、投資家から集めたお金をまとめて、株式や債券などの金融商品に投資します。そして、投資によって得られた売買益や利息などの収益から、運用にかかった費用などを差し引いた残りの金額が、投資家に分配金として支払われます。-2. 元本払戻金-一方、元本払戻金とは、投資信託の基準価額が購入時よりも下落した場合に、その下落分を補填するために、投資信託の元本の一部を投資家に返還するものです。元本払戻金は、利益から支払われるものではなく、あくまで投資した元本の一部が返還されているだけなので、受け取っても投資元本が減るだけで、利益が増えるわけではありません。投資信託の分配金には、このように2つの種類があることを理解した上で、投資する投資信託の分配金の履歴や種類などを確認することが大切です。