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知っておきたい「デフォルト運用」とは?

- 「あらかじめ決まった運用」で安心!基礎知識を解説 「デフォルト運用」って、聞いたことはあるけれど、実際どんなものかよくわからない方もいるのではないでしょうか?簡単に言うと、加入者であるあなたが、年金資産をどのように運用するか具体的に指示を出していない場合に、あらかじめ決められた運用方法で自動的に運用される仕組みのことです。 以前は、運用方法を決めずに放っておくと、年金資産が全く増えない可能性もありました。そこで、平成30年5月1日より前に導入されたのが、このデフォルト運用です。この制度のおかげで、運用方法に迷ったり、忙しくて考える時間がない場合でも、自動的に資産運用が行われるようになり、安心感が増しました。 デフォルト運用では、主に「元本確保型」と「元本変動型」の2つの運用方法が用意されています。元本確保型は、預貯金のように、投資元本が保証されるものの、利回りは低めに設定されています。一方、元本変動型は、株式や債券などで運用されるため、元本保証はありませんが、その分高い利回りも期待できます。 どちらの運用方法が適しているかは、それぞれの状況や投資目標によって異なります。時間をかけて情報収集し、自分に合った運用方法を選び出すことが大切です。