投資信託の取引報告書ってどんな書類?
- 投資信託の取引報告書とは
投資信託は、多くの投資家から集めたお金をひとまとめにして、専門家が株式や債券などに投資し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。
その投資信託の取引内容を記したものが「取引報告書」です。
投資信託を購入した金融機関は、投資家に対して、この取引報告書を定期的に送付する義務があります。
-# 取引報告書の内容
取引報告書には、具体的にどのような取引が、いつ、どれくらいの量で、いくらで行われたのかが詳細に記載されています。
例えば、
* 投資信託の銘柄名
* 取引日時
* 購入・解約などの取引の種類
* 取引数量(口数)
* 取引金額
* 手数料
* 分配金の有無と金額
などが記載されています。
-# 取引報告書の役割
この報告書は、投資家自身が自分の投資状況を把握するために非常に重要なものです。
具体的には、
* 自分がどのような投資信託を、どれくらい保有しているのか
* 投資信託の値動きや分配金によって、自分の資産がどのように変化しているのか
などを確認することができます。
また、取引報告書は、確定申告の際にも必要となる場合がありますので、大切に保管するようにしてください。