狼狽売りは損の元?冷静な投資判断を
- 株価急落時の心理
株式投資をしていると、誰でも経験する恐怖の一つが株価の急落です。日々の値動きは当然のことながら、大きく市場が下落する局面では、ニュースやSNSで市場の暴落が報じられ、不安な気持ちに駆られるのも無理はありません。
特に、保有している株式が大きく値下がりすると、損失を確定したくなくて、冷静さを失ってしまうことがあります。
「もう少し待てば、価格が戻るかもしれない」「損失が拡大するのが怖い」
こうした心理状態に陥ると、冷静な判断ができなくなり、保有し続けるか、損失を抱えながらも売却するかの決断に、大きな迷いが生じてしまいます。
重要なのは、事前に自分自身の投資方針を明確にしておくことです。
具体的には、どの程度の損失までなら許容できるのか、損失が出た場合に備えて、どのような対策を講じるのかなどを事前に決めておくことが重要です。
また、日頃から分散投資を心掛けることも大切です。一つの銘柄に集中投資するのではなく、複数の銘柄や資産に分散投資することで、リスクを抑えることができます。
株価急落は、投資家にとって恐怖体験ですが、冷静さを失わずに対処することが大切です。