東京証券取引所

経済の用語

一年に一度の市場の節目!大納会とは?

12月は、街が華やかに彩られ、どこか浮き立つような気分になる季節です。クリスマスや年末年始など、楽しみなイベントが盛りだくさんで、一年の中でも特に慌ただしく感じる方も多いのではないでしょうか。仕事納めの後は、同僚や上司と一年間の労をねぎらう忘年会が開かれる会社も多いでしょう。 そんな12月の風物詩の一つに、東京証券取引所で行われる「大納会」があります。大納会とは、一年最後の証券取引の最終日のことを指します。通常は12月30日に行われますが、土曜日や日曜日、祝日と重なる場合は、その直前の営業日が大納会となります。 大納会は、一年間の取引を締めくくる特別な日で、証券会社の関係者などが出席し、その年の株式市場の動向を振り返ります。また、場内では、証券取引所の立会場において、一年の取引の無事終了を感謝し、翌年の発展を祈願する式典が行われます。 大納会が終わると、株式市場は年末年始の休場に入ります。そして、新年最初の取引の日である「大発会」で、再び活気を取り戻します。このように、大納会は、日本の経済にとって、一年を締めくくり、新たな年を迎えるための大切な節目と言えるでしょう。
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JASDAQ:新興企業の成長を支えた市場

- JASDAQとは JASDAQは、かつて東京証券取引所が開設していた金融商品取引所のことを指します。2022年4月4日をもって、東京証券取引所の市場再編により東証グロース市場に統合されました。 JASDAQは、東京証券取引所とは異なる独自の基準を設け、新興企業や中堅企業など成長過程にある企業にとって、資金調達を円滑に行うための市場として、1991年に設立されました。 数多くの企業がJASDAQ市場に上場し、資金調達や知名度向上を図ってきました。JASDAQ市場への上場は、企業にとって社会的な信用力や信頼性の向上にも繋がり、その後の事業拡大を後押しする役割を果たしてきました。 2022年の市場再編により、JASDAQは東証グロース市場に統合され、新たなステージへと進みました。しかし、かつてJASDAQ市場が日本の経済成長に果たした役割は大きく、多くの企業にとって成長の場を提供してきた歴史は、今後も語り継がれていくでしょう。
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成長企業の登竜門!マザーズ市場とは?

- 新たな市場、マザーズ市場とは マザーズ市場は、将来性のある企業が大きく成長していくために必要な資金を調達するための市場でした。2022年4月3日まで東京証券取引所が開設しており、正式名称は「新興企業向け株式市場」と言います。「Mothers」という愛称は、「Market of the high-growth and emerging stocks」の頭文字から取られました。 マザーズ市場の大きな特徴は、上場するための基準が、東証一部や東証二部といった既存の市場よりも緩やかだったことです。そのため、設立から間もない企業や、まだ利益が出ていない企業でも、将来性が高く評価されれば上場することができました。このことから、多くの企業にとって、マザーズ市場は、新たなステージへと進むための登竜門としての役割を担っていました。 しかし、近年は東証の市場構造の見直しが行われ、2022年4月4日をもってマザーズ市場は廃止となりました。そして、新たに「グロース市場」が創設されました。この新しい市場は、マザーズ市場の精神を引き継ぎつつ、より高いレベルのガバナンスと情報開示を求めることで、投資家にとって魅力的な市場を目指しています。
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株式投資の戦略 後場編

株式投資をする上で、証券取引所の取引時間について理解することは重要です。証券取引所は、1日を通して取引を行っているわけではなく、午前と午後の2つの時間帯に分けて取引を行っています。 午後の取引時間帯のことを「後場」と呼びます。東京証券取引所を例に挙げると、2016年現在では、12時30分から15時までの2時間30分間が後場に該当します。 後場は、午前中の取引時間帯である「前場」の動向を踏まえて、投資家が改めて投資戦略を練り直したり、調整したりする時間帯と言えます。そのため、後場では、前場の取引とは異なる値動きが見られることも少なくありません。 投資家は、後場の取引時間帯を有効に活用することで、より効率的に投資を行うことが可能になります。
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企業成長の舞台! プライム市場とは?

近年、資産運用の一環として投資に関心を持つ方が増えています。 企業は事業拡大のための資金を調達するために、株式を発行します。 この株式は、誰でも自由に売買できるわけではなく、証券取引所という市場を通して取引されます。 そして、企業の規模や成長段階によって、それぞれ異なる市場に上場されています。 東京証券取引所には、企業の規模や成長段階によって分けられた、いくつかの市場が存在します。 その中でも、「プライム市場」は、特に高い成長が期待される企業が集まる市場として知られています。 今回は、東京証券取引所のプライム市場に上場する企業の特徴や、投資をする際の注意点について解説していきます。
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成長企業の登竜門!スタンダード市場とは?

- 東京証券取引所のスタンダード市場とは 東京証券取引所には、企業の規模や成長段階に合わせて、企業の知名度や信頼性を示すための市場区分があります。 その中でもスタンダード市場は、プライム市場に次ぐ規模の市場で、高い時価総額とガバナンス水準を満たした企業が上場しています。 具体的には、上場するためには時価総額10億円以上、株主数800人以上など、一定の基準をクリアする必要があります。 これらの基準を満たすことで、投資家からの信頼を得やすく、円滑な資金調達が可能となります。 スタンダード市場は、既に成長軌道に乗って安定した収益を上げている中堅企業や、これからさらに成長を目指し、新規事業への投資や海外展開などを積極的に行う新興企業にとって、資金調達や企業価値向上のための重要な舞台となっています。 また、スタンダード市場に上場することで、企業は知名度やブランド力の向上、優秀な人材の確保などのメリットも享受できます。 投資家にとっても、成長性の高い企業に投資する機会を得ることができ、魅力的な投資先となりえます。
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成長企業への投資:グロース市場とは?

2022年4月、東京証券取引所に新たな株式市場が登場しました。「グロース市場」と名付けられたこの市場は、従来の東証一部や東証二部といった規模や業績による区分とは異なる視点で企業を評価し、将来的な成長の可能性を重視している点が大きな特徴です。 この市場は、高い成長率や革新的なビジネスモデルを持つ企業にとって、資金調達を円滑に行い、企業の知名度向上を図るための新たな場として期待されています。従来の市場では、企業規模や利益水準が重視される傾向にあり、創業間もない企業や、先行投資を積極的に行っている企業は、適正な評価を受けることが難しい側面がありました。 グロース市場は、このような成長を志向する企業にとって、より魅力的な市場環境を提供することを目指しています。投資家にとっては、将来有望な企業に投資する機会が増え、日本の経済活性化に繋がることも期待されます。グロース市場の上場は、企業にとって新たな挑戦の場となるだけでなく、日本の資本市場全体の活性化に繋がる可能性を秘めています。
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成長企業の登竜門:TOKYO PRO Marketとは?

- TOKYO PRO Marketの概要TOKYO PRO Marketは、2009年に東京証券取引所が開設した新しい株式市場です。従来の市場とは異なり、成長途上の企業にとって、より柔軟で利用しやすい制度設計となっています。従来の市場では、上場するためには厳しい審査基準をクリアする必要があり、特に財務状況に関する要件は高いハードルとなっていました。しかし、TOKYO PRO Marketでは、これらの基準が緩和されており、財務要件などが他の市場よりも低く設定されています。これは、企業の将来性や事業計画を重視し、資金調達を後押しすることで、企業の成長を促進することを目的としています。つまり、財務状況は十分ではないものの、優れた事業計画や将来性を持ち合わせている企業に対して、資金調達の道を開く役割を担っています。具体的には、上場申請に際して、過去の実績よりも、将来の事業計画や成長性を重視した審査が行われます。また、上場後の情報開示についても、他の市場と比べて簡素化されており、企業にとっての負担が軽減されています。TOKYO PRO Marketは、こうした特徴を持つことから、ベンチャー企業や新興企業にとって、資金調達の場として有効な選択肢となっています。
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株式投資の基礎知識:前場と後場

株式投資を始めるにあたり、株式が売買できる時間帯である「株式市場の営業時間」は基本的な知識として押さえておく必要があります。 株式市場は、銀行や郵便局のように決まった時間帯にのみ開いており、証券取引所が開いている間だけ取引を行うことができます。 日本では、東京証券取引所が代表的な証券取引所として知られていますが、取引時間は大きく分けて午前と午後の2部構成となっています。午前は「前場」、午後は「後場」と呼ばれ、それぞれ決められた時間帯に売買が成立するように取引が行われています。 株式市場の営業時間は、証券会社を通して株式の売買注文を出せる時間帯のことでもあります。売買注文は、証券会社が投資家から受け付けた後、証券取引所に送られ、取引時間中に他の投資家の注文と照らし合わせて約定します。 そのため、株式投資を行う場合は、証券会社の営業時間はもちろんのこと、証券取引所の営業時間内に売買注文を出す必要があることを覚えておきましょう。