日経平均下落に備える?インバース型投資とは
- インバース型投資の概要
インバース型投資とは、日経平均株価やTOPIXといった、特定の株価指数を基準とした投資手法です。
通常、株価が上昇すると利益が得られますが、インバース型投資では株価が下落する局面で利益を狙います。
例えば、日経平均株価を例に考えてみましょう。日経平均株価が1%上昇すると予想した場合、通常は日経平均株価に連動する投資信託などを購入します。
一方、日経平均株価が1%下落すると予想した場合、インバース型投資の出番です。
インバース型投資では、日経平均株価が下落するほど利益が得られるように設計された金融商品に投資します。
具体的には、日経平均株価が1%下落した場合、インバース型投資商品はあらかじめ設定された倍率に応じて値上がりします。
倍率が1倍であれば1%、2倍であれば2%上昇するといった具合です。
インバース型投資は、株価の下落局面でのリスクヘッジや、相場の下落局面での利益獲得を狙う投資家にとって有効な手段となりえます。