投資信託の決算日とは?その役割をわかりやすく解説
- 投資信託における決算日とは
投資信託は、多くの人から集めたお金をひとまとめにして、専門家が株式や債券などに投資し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。
この投資信託において、運用成果を計算し、分配金や基準価額などを確定する重要な日のことを「決算日」と言います。決算日は、投資信託を運用している会社が定めており、年に一度、半年ごと、または毎月など、投資信託の種類によって異なります。
決算日には、運用によって得られた利益が計算され、分配金として投資家に支払われたり、将来の分配金のために内部留保されたりします。また、決算日には基準価額が算出され、投資信託の1口あたりの価格が決まります。この基準価額は、決算日における投資信託の純資産総額を発行済口数で割ることで算出されます。
決算日は、投資信託の運用状況を確認する上で重要な指標となります。決算日ごとに公表される決算短信や運用報告書などを確認することで、投資信託の運用状況や今後の見通しなどを把握することができます。