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経済の用語

資産を守る?増やす?投機的動機とその影響

私たちは毎日、食べ物や日用品を買ったり、電車に乗ったりするために、お金を使っています。いわゆるお金を「使う」という行為ですね。では、私たちがお金を持っているのは、ただ使うためだけでしょうか? 経済学では、お金の持ち方にも理由があるとされ、「取引的動機」「用心的動機」「投機的動機」の3つに分けられます。 今回は「投機的動機」について詳しく見ていきましょう。 「投機」と聞くと、株式投資やFXなどをイメージする方も多いのではないでしょうか。そのイメージ通り、投機的動機とは、「価格の変動による利益」を狙って、お金を持っている状態を指します。 例えば、将来的にもっと値上がりしそうな株や不動産、金などがあると「今買っておけば、将来売却した時に利益が出るかもしれない!」と考え、お金を投資します。これが投機的動機による行動です。 ただし、投機にはリスクがつきものです。必ずしも利益が出るとは限らず、予想に反して価格が下落し、損失を被ってしまう可能性もあります。 そのため、投機を行う場合は、事前に十分な情報収集や分析を行い、リスクとリターンをよく検討することが重要になります。