先物取引と限月の関係
- 先物取引における限月とは
先物取引を行う上で、「限月」という言葉を避けて通ることはできません。株式投資のように、一度購入したら保有し続けるというわけにはいかないのが先物取引です。
では、一体「限月」とは何なのでしょうか?
簡単に言えば、「限月」とは、その先物取引の契約が満了となる月のことを指します。
例えば、「3月限月」という商品があるとします。これは、この先物取引の契約が3月の最終取引日で満了となることを意味します。つまり、3月の最終取引日を過ぎると、その契約は無効となってしまうのです。
株式投資などでは、一度購入すれば基本的に保有し続けることができます。しかし、先物取引ではそうはいきません。必ず期限が定められており、その期限が来れば、取引を継続するか、それとも決済するかの選択を迫られることになります。
この「限月」という概念をしっかりと理解しておくことが、先物取引を成功させるための第一歩と言えるでしょう。