社会的責任投資

債券投資

社会貢献と投資を両立?ソーシャルボンドとは

- 社会貢献を目的とした投資先 近年、資産運用において経済的な利益だけを目指すのではなく、社会や環境にも良い影響を与える投資に関心が集まっています。 「ESG投資」や「インパクト投資」といった言葉も、ニュースや経済誌などで目にする機会が増えました。 数ある投資先の中でも、今回は「社会貢献債」に焦点を当てて解説します。 社会貢献債とは、企業が資金調達のために発行する債券の一つです。 一般的な債券との大きな違いは、集めた資金の使い道が決まっている点にあります。 社会貢献債の場合、その名の通り、貧困問題や教育格差の解消、環境保護といった社会貢献事業に資金が使われます。 投資家にとっては、社会貢献に携わっているという充実感を得られるだけでなく、投資資金がどのように使われているかを明確に知ることができるという安心感もあります。 社会貢献債への投資は、収益を追求するだけでなく、より良い未来を創造することに投資するという、新たな資産運用の形と言えるでしょう。
株式投資

未来への投資:SRIで変わる世界

- SRIとは SRIは「社会的責任投資」の略称で、従来のように経済的な利益だけを追求するのではなく、企業の環境への取り組みや社会への貢献といった倫理面も考慮に入れた投資手法です。 具体的には、環境保護や人権擁護、企業統治の透明性など、社会的に意義のある活動に積極的に取り組む企業を投資対象とします。反対に、環境汚染や人権侵害などに関わっている企業への投資は避けられます。 SRIは、短期的な利益よりも長期的な視点に立ち、持続可能な社会の実現を目指すという点で、従来の投資とは一線を画しています。投資を通じて社会に貢献したいと考える個人投資家や、企業の社会的責任を重視する機関投資家を中心に、近年注目を集めています。