社債担保証券

債券投資

投資の選択肢を広げる「メザニン」とは?

投資の世界では、リスクとリターンは切っても切り離せない関係にあり、一般的にリスクが高いほど、見返りとして高いリターンを期待できます。一方で、リスクが低い投資は、リターンも低い傾向にあります。 その中で、「メザニン」は、ハイリスク・ハイリターンとローリスク・ローリターンのちょうど中間に位置する投資戦略です。「メザニン」は、中程度のリスクとリターンを狙う投資家にとって魅力的な選択肢となります。 「メザニン」という言葉は、英語で中二階を意味する「Mezzanine」に由来しています。これは、建物の1階と2階の中間に位置することから、投資の世界でも、リスクとリターンのバランスを重視した投資戦略を「メザニン」と呼ぶようになりました。 具体的には、メザニン投資は、株式と債券の中間に位置する投資形態として知られています。株式投資に比べてリスクは低く、債券投資に比べて高いリターンを期待できる点が特徴です。 このように、「メザニン」は、リスクとリターンのバランスを重視する投資家にとって、多様な投資ポートフォリオを構築する上で重要な役割を果たすと考えられます。
債券投資

企業の資金調達を支えるCBOとは?

- 社債担保証券(CBO)とは社債担保証券(CBO)とは、複数の企業が発行した社債をまとめて証券化し、投資家に対して販売することで資金を調達する仕組みです。 数多くの企業の社債を組み合わせることで、投資家にとってのリスクを分散できる点が大きな特徴です。-# CBOの仕組み1. -証券化- まず、資金調達を希望する複数の企業が発行した社債を、特定の機関(SPC等)が集めてまとめます。2. -格付け- まとめられた社債は、格付け機関によって信用リスクに応じた格付けを受けます。3. -証券の発行と販売- 格付けに基づいて、リスクとリターンが異なる複数のクラスの証券が発行されます。そして、投資家に対して販売されます。4. -投資家への償還- 投資家は、購入した証券の格付けと満期に応じて、利子と元本を受け取ります。-# CBOのメリット* -企業側のメリット- 従来の方法よりも低コストで資金調達が可能となる場合があり、新たな投資家層へのアクセスも期待できます。* -投資家側のメリット- 複数の企業の社債に投資するため、リスク分散効果が期待できます。また、自身の投資方針に合ったリスク・リターンの証券を選択できる点も魅力です。CBOは、企業と投資家の双方にとってメリットのある資金調達の仕組みとして、重要な役割を担っています。