経済協力

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OEEC:戦後復興を支えた欧州の協力機構

- OEECとはOEECは、「欧州経済協力機構」の略称で、英語では Organization for European Economic Co-operation と書きます。1948年4月、第二次世界大戦で疲弊したヨーロッパの経済を立て直すことを目指し設立されました。 当時、アメリカ合衆国では、トルーマン大統領の下で国務長官を務めていたジョージ・マーシャルが、「ヨーロッパ復興援助計画」を提唱しました。これは、一般的に「マーシャル・プラン」として知られています。OEECは、このマーシャル・プランの援助を受けるために、西ヨーロッパの16か国が加盟して結成されたのです。
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経済協力開発機構(OECD)ってどんな組織?

- 経済協力開発機構とは 経済協力開発機構(OECD)は、Organization for Economic Co-operation and Developmentの略称で、日本語では経済協力開発機構と訳されます。 OECDは、国際社会が直面する経済問題や社会問題に協力して取り組むことを目的として設立された国際機関です。 具体的には、世界経済の持続的な発展と安定を実現するために、加盟国間で経済政策や社会政策に関する議論や情報交換を行い、その結果に基づいて政策協調を図っています。 また、OECDは、国際的な経済指標や統計データの作成・公表、経済状況や社会状況に関する調査研究、加盟国に対する政策提言など、幅広い活動を行っています。 OECDは、その活動を通じて、世界経済の安定と成長、貧困削減、環境保護など、国際社会全体の利益に貢献することを目指しています。