輸出増大が招く物価上昇!輸出インフレーションを解説
- 輸出インフレーションとは
輸出インフレーションとは、景気が良くなり、モノやサービスの需要が増えることで起こる、需要インフレと呼ばれるものの一種です。
具体的には、日本の企業が作った製品やサービスを海外にたくさん販売するようになると、国内ではその製品やサービスが不足し始めます。
その結果、国内でその製品やサービスの価格が上がってしまい、これが輸出インフレーションです。
海外で日本の製品やサービスがよく売れるようになると、企業はもっとたくさん作ろうとします。
工場を新しく建てたり、人を増やしたりすることで、経済全体が活気づく効果も期待できます。
しかし、急激に輸出が増えすぎると、国内のモノの値段が上がりすぎてしまい、私たちの生活にも影響が出てしまう可能性があります。
例えば、いつも食べている食品の値段が上がってしまったり、日用品が買いにくくなってしまうかもしれません。
輸出が増えることは、基本的には良いことですが、急激な変化は注意が必要です。