事業の基盤となる固定資産とは?
- 固定資産の定義企業が事業を円滑に進め、利益を生み出すためには、様々な資源が必要です。その中でも、長期間にわたって企業活動の基盤となるものを「固定資産」と呼びます。固定資産は、一般的に1年以上使い続けられると見込まれる資産のことを指し、形のあるものと無いものに分けることができます。形のあるものとしては、事務所や工場といった建物、生産活動に欠かせない機械や設備、そして商品を運ぶための車両や運搬具などが挙げられます。一方、形のないものとしては、ソフトウェアや特許権といった知的財産権、営業権や借地権などの権利が含まれます。これらの固定資産は、消耗品のように短期間で使い切るものではなく、長期にわたって繰り返し使用することで、企業に収益をもたらします。例えば、工場という固定資産は、長期間にわたり製品を生産することで、企業に利益をもたらし続けます。このように、固定資産は企業にとって非常に重要な役割を担っていると言えるでしょう。