譲渡性預金証書:資金運用に活用しよう
- 譲渡性預金証書とは? 譲渡性預金証書とは、簡単に言うと、第三者に譲り渡すことができる定期預金のことです。通常の定期預金と同様に、銀行などの金融機関が発行しており、満期が来れば元本と利息を受け取ることができます。また、預金保険の対象となるため、安全性も高い金融商品と言えるでしょう。譲渡性預金証書の特徴は、その名の通り「譲渡」できるという点にあります。通常の定期預金は、原則として預け入れた本人しか解約できませんが、譲渡性預金証書は、証書を譲り渡すことで、第三者に権利を移転することができます。この譲渡性預金証書は、一般的には100万円、1,000万円など、まとまった金額から預け入れできます。そのため、主に企業の資金運用などで利用されることが多いです。例えば、企業が保有する満期日が異なる複数の譲渡性預金証書を組み合わせることで、必要な時期に必要な資金を調達するといった柔軟な運用が可能になります。