資産運用の選択肢!上場投資法人(REIT)入門
- 上場投資法人とは
上場投資法人とは、多くの投資家から資金を集め、オフィスビルやマンションといった不動産に投資を行う金融商品です。
その仕組みは、投資家から集めた資金で不動産を購入し、その不動産を企業などに貸し出すことで家賃収入を得ます。そして、得られた家賃収入から経費を差し引いた利益を、投資家に分配します。
上場投資法人は、英語ではReal Estate Investment Trustといい、その頭文字をとってREIT(リート)と略されることが一般的です。
上場投資法人は、投資信託と似たような仕組みを持っています。どちらも、多くの投資家から集めた資金をまとめて運用し、その運用益を投資家に分配します。
しかし、投資信託が株式や債券など様々な資産に投資できるのに対し、上場投資法人は不動産に特化して投資を行います。
上場投資法人の最大の魅力は、少額から不動産投資に参入できる点です。
一般的に、不動産投資は多額の資金が必要となります。しかし、上場投資法人であれば、投資信託のように少額で購入することができます。
また、上場投資法人は証券取引所に上場されているため、株式と同様に売買が容易 liquidな金融商品です。
このように、上場投資法人は、不動産投資のハードルを下げ、より多くの投資家が不動産投資に参加することを可能にする魅力的な金融商品と言えるでしょう。