JASDAQ:新興企業の成長を支えた市場
- JASDAQとは
JASDAQは、かつて東京証券取引所が開設していた金融商品取引所のことを指します。2022年4月4日をもって、東京証券取引所の市場再編により東証グロース市場に統合されました。
JASDAQは、東京証券取引所とは異なる独自の基準を設け、新興企業や中堅企業など成長過程にある企業にとって、資金調達を円滑に行うための市場として、1991年に設立されました。
数多くの企業がJASDAQ市場に上場し、資金調達や知名度向上を図ってきました。JASDAQ市場への上場は、企業にとって社会的な信用力や信頼性の向上にも繋がり、その後の事業拡大を後押しする役割を果たしてきました。
2022年の市場再編により、JASDAQは東証グロース市場に統合され、新たなステージへと進みました。しかし、かつてJASDAQ市場が日本の経済成長に果たした役割は大きく、多くの企業にとって成長の場を提供してきた歴史は、今後も語り継がれていくでしょう。