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その他

海外投資の頼れる味方!QFIとは?

近年、日本の投資家の間では、国内だけでなく、世界の金融市場に目を向けて資産運用を行う国際分散投資が注目を集めています。しかし、海外投資を行う際には、現地の法律や税制、言葉の壁など、国内投資とは異なる様々な課題が存在します。 そうした海外投資に伴うハードルを乗り越え、投資家にとってよりスムーズな投資環境を提供するために、近年注目されているのがQFI(クオリファイド・フォーリン・インターミディアリー)です。 QFIとは、海外の金融機関などが、日本の金融庁に一定の基準を満たしていると認められた機関のことを指します。QFIは、海外投資に関する豊富な知識と経験を持つ専門家集団として、投資家一人ひとりのニーズに合わせた最適な投資プランの提案や、投資先の選定、取引の実行、資産管理などのサポートを提供します。 従来の海外投資では、投資家自身がこれらの複雑な手続きや調査を行う必要がありました。しかし、QFIを利用することで、投資家は煩雑な手続きをアウトソーシングし、本来の投資活動に集中することができます。また、QFIは、現地の情報収集や法令遵守の面でも強みを発揮するため、投資家は安心して海外投資に取り組むことができます。 QFIは、まさに海外投資を成功に導くための「頼れるパートナー」と言えるでしょう。
株式投資

企業成長を後押しするQ-Boardとは?

九州の地場企業にとって、資金調達の新たな道が開かれました。福岡証券取引所が新たに開設したのが、成長志向の企業を対象とした「Q-Board」という市場です。 このQ-Boardは、将来性豊かな企業の資金調達を後押しし、企業の知名度向上を支援することで、地域経済の活性化を図ることを目的としています。 従来の市場と比較して、上場するための基準が緩和されている点が特徴です。具体的には、従来の市場では原則として資本金3,000万円以上が求められていましたが、Q-Boardでは1,000万円以上あれば上場申請が可能となりました。さらに、株主数が100人以上という要件も撤廃されています。これらの変更により、これまで上場が困難であったベンチャー企業や中小企業にとって、資金調達のハードルが大きく下がりました。 Q-Boardは、成長を続ける企業にとって、大きな飛躍の舞台となることが期待されています。福岡証券取引所の取り組みは、地域経済の活性化に大きく貢献することでしょう。