特例商先外務員とは?
- 特例商先外務員とは? 金融商品取引業者、つまり証券会社などで私たちが株式や債券を取引する際には、証券外務員という資格を持った担当者の方とやり取りするのが一般的です。しかし、商品関連市場デリバティブ取引となると、対応するのは「特例商先外務員」と呼ばれる資格を持った担当者になります。では、特例商先外務員とは一体どのような資格なのでしょうか? これは、金融商品取引法という法律に基づいて定められた資格です。金融商品取引業者の中でも、特に商品関連市場デリバティブ取引の媒介や取次ぎ、顧客勧誘などを専門に行うことができる特別な資格を指します。つまり、株式や債券ではなく、金や原油などの商品(コモディティ)や、それらを原資産とする先物取引やオプション取引などを行う場合には、特例商先外務員が窓口となって、顧客の取引をサポートすることになります。顧客の立場としては、商品関連市場デリバティブ取引を行う際には、担当者が特例商先外務員の資格を持っているかどうかを確認することで、安心して取引を進めることができます。